2019年;招き猫作品展に寄せて
昨年東京と岡山の招き猫美術館で開催した「招き猫美術展」を今年は招き猫美術館の主催で銀座のギャラリー枝香庵で開催することになりました。昨年は招き猫美術館で用意していただいた「招き猫型板」にそれぞれ自由に作品を描いてもらうというものでしたが、今年は「立体の招き猫像」に絵付けをしてもらう作品と各作家に商品を2点ずつ描いてもらい同時展示するという企画になりました。作家さんについては昨年同様様々なジャンルや地域から推薦することとなりましたが、参加作家さんたちからどのような作品が出品されるか楽しみにしています。また、この展覧会で新たなご縁や交流が生まれるとともに、この企画が招き猫美術館の東京でのイベントとして毎年恒例になることを期待しています。
アートコレクター 山本冬彦
開催にあたり
令和になって初めてのお正月をもうすぐ迎えます。 このたび、昨年9月に開催の「山本冬彦と招き猫美術館推薦作家らによる招き猫型板作品展」に引き続き、副をテーマとした「招き猫型小立体と平面小作品」による展覧会を開催させていただきます。 常に若手への温かな眼差しを向けるアートコレクター山本冬彦氏推薦の作家20名が出品いたします。 作家が、江戸生まれの招き猫に現代のエッセンスを見事に取り入れられた作品からは、新しい時代の光を感じていただけることと思います。 新春のしつらえにふさわしい作品を、ぜひご高覧くださいませ。 本展の開催にあたりご尽力いただきました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
招き猫美術館学芸員 虫明比斗子
主催:招き猫美術館