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耳を澄ませて声を聴いて 1
蓮池もも
485x587mm
¥76,000(税込)
耳を澄ませて声を聴いて 2
蓮池もも
455x557mm
¥74,000(税込)
山のマント
蓮池もも
424x517mm
¥73,000(税込)
オオカミの子
蓮池もも
420x486mm
SOLD
私たちは朝日を見る
蓮池もも
329x334mm
¥56,000(税込)
丘の向こうへ
蓮池もも
199x252mm
¥43,000(税込)
暗い森を行くには
蓮池もも
241x334mm
¥52,000(税込)
透きとおった風
蓮池もも
252x343mm
SOLD
ベリルの森で
蓮池もも
242x332mm
¥52,000(税込)
遠い呼び声
蓮池もも
312x409mm
SOLD
はるかな旅路
蓮池もも
312x409mm
¥60,000(税込)
たどりついた場所
蓮池もも
312x409mm
SOLD
目覚めよ、立て
蓮池もも
312x409mm
¥60,000(税込)
待ち合わせ
蓮池もも
137x148mm
¥38,000(税込)
防風林を抜けて
蓮池もも
172x231mm
¥41,000(税込)
蓮池ももは、出会い以来、私のなかでは、ずっと旅の人だ。旅といってもそれは内面の旅で、毎年一度その体験談を絵で聞かせてもらうのを楽しみにしてきた。内面にも山や谷や平原や湿地が、川や島が、森や海があることを知った。
内面は身体に入っている。身体は現実の、社会のなかにある。現実世界では海辺から山と谷の土地へ身を移し、新しい家族という社会の一員となった蓮池ももの旅の語りは、現実や社会の経験を、喜びや疑問や苦しみをときに強く、ときにあわく映しながら広く、深く、そして、少しユーモラスにもなってきた。
その旅の始まりを思い返し、これまでを俯瞰してみると、人間の内面という世界の広さとやわらかさ、強靭さをつくづくと感じる。
大倉宏(美術評論家)