風がふく
木々が囁き、霧が蠢く
幻影の中の、幻
木の葉の合間に
光がおどる
太陽、 太陽
ここにあった
ここに
「風がふく」 によせて
風がふき、太陽が顔を出す。生命が、昂りおどり出す。
本展では、タイトルも対価も、ご自身で決めたい方は決めていただけます。
自由に吹き抜ける、さまざまな風の中 身をおどらせながら、楽しんで。
ご自身の中の太陽を、感じるきっかけとなりますように。
Madoka Naito - 内藤 円
沖縄県出身、カナダのマウントアリソン大学美術学部卒業。
幼い頃から身近にあったガジュマルをはじめとして、自然の力強いエネルギーや創造性、包容力に惹かれる。ネパール、アラスカ、カナダで暮らし、多様な価値観に触れる。
道の過程で、「正解」「不正解」ではなく「違い」が存在すること、真理は外の声にはなく、自らの中にのみ見出せるものと気づく。
生命の本質、美しさや愛おしさ、混沌と調和を包容し、自然としての人間、その生来の創造性や独自性を呼び起こす。
