谷村優希展

2020年9月19日(土)-9月28日(月)

11:30~19:00(日曜日、最終日は17:00まで)

会場:8F 枝香庵/WEB

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展示作品

口という穴
谷村優希

520x520mm
¥20,000(税込)

口という穴
谷村優希

230x230mm
¥7,000(税込)

口という穴
谷村優希

270x270mm
¥10,000(税込)

存在の穴
谷村優希

1220x550mm
¥100,000(税込)

存在の穴
谷村優希

770x460mm
¥50,000(税込)

存在の穴
谷村優希

620x310mm
¥40,000(税込)

存在の穴
谷村優希

580x880mm
¥60,000(税込)

存在の穴
谷村優希

175x275mm
¥25,000(税込)

存在の穴
谷村優希

230x210mm
¥25,000(税込)

存在の穴
谷村優希

485x330mm
¥40,000(税込)

存在の穴
谷村優希

580x270mm
¥40,000(税込)


谷村優希

Φ230mm
SOLD

作品詳細


谷村優希

600x210mm
SOLD

作品詳細


谷村優希

520x210mm
¥35,000(税込)

文字に「穴」をあけてみたら、存在の声が聞こえてきました。

「存在」は価値を見いだされてはじめて存在します。
そして、その価値観は個人、家族、国家、文化、時代等によって様々です。
自分が在る世界がすべてだという気分でいると、存在しない「存在」が増えてしまいます。
特に「異質の存在」に関しては、はなから避けて価値のないものとみなしてしまうことが多いです。
それでいいのでしょうか。
人間関係や社会の行きづまりは「異質の存在」の声に耳を傾けることなく、価値がないとみなしていることが原因なのではないでしょうか。
そこで、私は自分の価値観に風を通してみたいと思い、文字に「穴」を開けてみました。
文字は価値観を作り上げ、広めてゆくからです。
すると、その「穴」にそれまで気づかなかった「存在」がたちのぼり、声をあげ、表現しはじめたのでした。
つまり、私は文字を書いた作品に「穴」をあけることで「異質の存在」を「存在」にしようとしたのです。
「存在」に慎重に耳を傾け、その真価を見いだしてゆきたいと思っています。
物質ではない「存在」への憧れと畏怖を込めて。
それが私の制作です。

谷村優希