12枚 × 12冊 × 12人
本を読むこと
絵を見ること
両者は時に想像もしない場所に人を誘い
その後の人生を変えてしまう可能性を秘めている
それは行き先のきまっていない「旅」のようでもある
画家井上奈奈によって描かれた12枚の絵
そして12冊の本
本展では12枚の絵に描かれた主人公が
どんな本を愛読しているか
各分野の第一線で活躍する人たちが選書し
その本を絵とともに展示します
見る者と描く者の間に生まれた
「誰も知らない話」
鑑賞者を思いもよらない旅に連れ出してくれることを
この展覧会の目的としたい
Book Selector
Title店主辻山 良雄
動物写真家前川 貴行
文筆業吉川 浩満
北極冒険家荻田 泰永
キュレーター澤 隆志
Art attendant浪川 恵美
ブックデザイナー小口 翔平
イベントプロデューサーテリー植田
建築家大橋 史人
編集者小林 えみ
ホリプロアナウンサー須賀 由美子
時事通信出版局代表取締役松永 努
作家在廊日
6月11日／18日 15時-17時
6月14日 17時-（※19時よりイベント開催）
7F枝香庵Flatでは、個展期間中 nananoue art works を開催します。井上奈奈が手掛けた絵本を原画と共に展示します。
手間暇かけて作られた美術品のような絵本たち。こちらもこの機会に是非ご覧ください。
井上奈奈（いのうえなな）
京都府舞鶴市生まれ、東京都在住。猫と活字を愛する画家・絵本作家。
16歳のとき、単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。
作品は主に女性や動物をモチーフに物語性を感じる絵画を制作。NYや上海など国内外でのギャラリーやアートフェアにて発表を続ける。近年では絵本作品を発表、代表作に『さいごのぞう』（日本図書館協会選定図書）や『ウラオモテヤマネコ』がある。
東京装画賞2013入選。雑誌や書籍の装画なども多数手がけている。
