西の京(Kyo)京都、東の京(Kyo)東京。古くからそれぞれの文化・芸術を育んできた京(みやこ)です。京都で学んだ今日(Kyo)の作家と東京で学んだ今日(Kyo)の作家の展覧会です。
京都と東京、互いに意識しあいながらも、交流の場はあまりありませんでした。Kyo to Kyo展で、発見する事、刺激になる事が必ずあり、今後の制作活動の糧になっていくはずです。観に来て頂いたお客様にも、今の京都と東京の作家の作品を観て、色々と感じとって、楽しんで頂きたいと思います。
Kyo to Kyo展は、京都・東京の作家とお越しのお客様の今日の出会いを大切にする場にできたらと思っております。
横山 芳実
Kyo to Kyo展は自分で決めた作品とお題作品を一人1点以上出品。
お題は佐藤美術館学芸部長 立島惠氏に決めて頂きました。
お題:「紅白梅」
梅には「春告草」という別名がある。早春のまだ冷たい空気の中、美しい花と気品ただよう香りにより、いち早く春の訪れを告げるという意味が込められているのだろう。今年は新年から良くないニュースばかりを耳にする。本展にお越しの皆様にはせめて紅白のおめでたくて麗しい梅の花で、暫し和んで頂ければと願う。
佐藤美術館 学芸部長 立島 惠